キーボード/シンセの使い方

【バンド】キーボーディストは、各音色の『音量バランス』を意識してみよう!

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キーボーディストあるあるの悩みの1つに「音色の音量バランスの問題」があります。

「ブラスやリードの音が大きいけど、ピアノは小さいかも・・・」

キーボード、シンセサイザーは色々なサウンドを鳴らせる反面

「それぞれの音色の特徴」を掴まなくては、音量にバラツキが発生します。

すると、PAさんが困ってしまいます。

「ごめん、音によって音量バラバラだから調整しにくい」

では、音量バランスについて一緒に考えて行きましょう。

音量が異なる理由は「倍音成分」によるもの

キーボードの音色は、1つ1つ音量出力(dB)が違います。

理由は、

  • 1つ1つのプリセット音色を作った人間が違う
  • 音色の特徴(倍音)による部分

まぁ前者は分かりますが、後者についてはどういうことでしょうか?

倍音成分を多く含む音色は、基本的には音が大きくなりがち

色々な音が重なって、音が大きく感じるのです。

 

例として、ベルのようなサウンドは、音抜けが良く、音が大きいです。

なので、一音弾くだけでも存在感が抜群ですよね?

ベルで3和音も弾いたら音が濁るので、基本的には1音で弾いたほうが良いでしょう。

耳が痛くなるようなサウンドの場合、音量が原因ではなく「EQ(イコライザー)」で調整可能な場合もあります。

高音がキツイ、中域がキツイ、そんな時はEQを使って特定の周波数を押さえましょう。

(中域と高音の帯域を下げている様子)

音色ごとのパラメータで設定するべし

このように音にはそれぞれ特徴があるので個々で違います。

自分で音を聴いて「1つ1つの音の音量を調整」してみてください。

 

どの音色も「AMPセクション」でアウトプットを決めることが出来ます。

注意として、音色を変えながらマスターボリュームをその都度いじるのはよくありません。

それも1つの手ですが、最終手段だと思ってください。

基本は「個々の音色のパラメータで設定する」のがオススメです。

自分で外音を確認したい場合

バンドサウンドには「外音」と「中音」があります。

  • 外音は、お客さんが聴いている音量バランス
  • 中音は、バンドメンバーが聴いている音量バランス(モニターとも言います)

自分なりに音量を調整出来たつもりでも、実際にはどんな感じで鳴っているのかは中音からでは分かりません。

ライブハウスのPA(音響担当)さんのセンスで決まります。

そこで、「レコーダーで録音するのがオススメ」です。

リハーサル時に、客席にレコーダーを置いて外音を録音しておく

後からバランスを聴いてみて、

「リードの音、あれでこんなに出てるのか・・・もうちょい下げてもいいかもな・・・」

こんな感じで個々のサウンドを調整していきましょう。

これは一回のライブ、ライブハウスでは無理なので、何度も経験して行くしかありません。

自分だけが勝手に本番にリードを下げてもPAさんがまたあげるかもしれません。

一応「リードが大きいと思ったので、少し下げてもらえますか?」と相談しても良いでしょう。

いくつものバンドをやるので大変ですが、もし腕のいいPAさんなら覚えて置いてくれて対応してくれるでしょう。

ちなみに「LINE録音」というものがありますが、これは外音ではなく「ダイレクトに個々の音を録音する方法」です。

(設備の良いスタジオではLINE録音が可能です)

この方法は、環境音を拾わないので、スタジオで一発録りした音源を配布したりしたい時は良いですが、外音の確認にはならないので注意してください。

必ず、フィールドレコーダーで客席に置いて録音しましょう。

録音の注意点

録音する時は、1回は試し撮りをしてレコーダーの距離を確認してください。

ステージに近すぎると音が潰れる可能性もあるので、一番いい距離感があるはずです。

誰かに頼んでも良いですし、おすすめは動き回れるボーカルにお願いするのが一番です。

まとめ

少しまとめると

  • 音量調整は、個々のプリセットサウンドのAMPセクション、で行う
  • 音量を揃える理由は、PAさんが本番で音量調整しやすくするため (自分も含めて)
  • 何かの音が大きいから下げて、などのオーダーは、PAの好みと自分の好みが違うので、きちんと伝えるべき
  • 中音は自分で聴けるが、外音は聴けないのでレコーダーで録音して実際のバランスを知こと
  • レコーダーを置く距離を確認すること

もし自分で音量バランスのバラツキが分からなかったら、PAさんに相談しましょう。

自分のサウンドを客観的にアドバイスしてもらえると思いますよ。

どんどん聴いて、自分のサウンドを調整していきましょう。

終わりに

今回は、あくまで1つのキーボードで演奏する場合での話です。

もし、2台使う場合はそれぞれのキーボードのマスターボリュームも変わってくると思いますので、そこも注意しましょう。

特にメーカーが違うキーボードを使う場合、マスターボリュームが同じでも音量は違うはずです。

筆者の体感では、KORGは大きくて抜けが良く、Rolandは少し抑え目でバランス重視な印象があります。

YAMAHAもバランス重視感があります。

メーカーはもちろん、機種でも特徴は異なりますので自分で出音をチェックしてみてください。

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